【スーパーモト S1チャレンジ】レースレポート 2022 R2 HSR九州

   

全日本スーパーモト第2戦は場所を九州、熊本県のHSR九州に移しての開催となります。
ここHSRでの開催は関東、東北方面のライダーがエントリーを遠慮してしまうなか、九州、中国、四国のライダーが出場しやすいため、スポットでの参戦が多い大会となります。

今回は全日本クラス41名、S1チャレンジクラス14名のエントリーとなりました。

S1チャレンジクラスはS3クラスがエントリー者が不足した為不成立と少々残念でしたが、S1OPENクラスとS2クラスが混走での開催となりました。

 


予選はS1OPEN#73加藤とS2#30本門が1分30秒を切るタイムでフロントローに並ぶ。
そのあとをS1OPEN#48梅田S2#9藤木が少し遅れて31秒台で追いかける形となった。

 


決勝第1レースはサイティングを終えてスタートの際に#48梅田のマシンにトラブルが発生し赤旗ディレイに。
エンジンがかからずピットレーンに出された為再スタートとなった。

 


1周減算となり6周となったレースは#73加藤が好スタートで1コーナへ。
その後を#30本門、#9藤木、#7斉田、#38長谷川と続いて侵入していく。

 





1周目を終わると#30本門が後続を引き離して早くも独走状態となっている。
2位に#73加藤、3位に#9藤木、4位#15野田の順でコントロールラインを通過していく。

 


3周目に#73加藤、#7斉田が大きく順位を落として#15野田、#9藤木、#8小鹿が上がってくる。

 


その後は順位が安定したまま変わらず、S2クラスの#30本門が2位に18秒の大差をつけ優勝。

 




2位に#15野田、3位に#9藤木、4位に僅差で#8小鹿がはいってS2クラスが上位を占めてしまった。
S1OPENクラスは5位に#73加藤、6位に#29樋口、7位に#92高山の順位となった。

 


決勝第2レースは第1レースセルモーターの不調でスタート出来なかった#48梅田が最後尾に並んで挽回を図る。
スタートは#30本門がホールショットを決め後続を離しに行く。その後を#9藤木、#15野田、#73加藤が続く。

 


第1ダート侵入で#8小鹿が転倒してしまい、最後尾になるも、第2ダート出口で#48梅田がエンストで止まってしまう。
キックをするがなかなかエンジンがかからず、結果最後尾になってしまった#48梅田は結局3周でピットに戻りリタイアとなった。

 


中盤第1ダートで#7斉田が順位を落としてしまい多少の順位変動はあったが、上位陣は順位が変わらず進んでいく。

 



#30本門がまたも18秒の差をつけ圧勝。2位に#9藤木、3位に#15野田とS2クラス勢が入った。

 




4位に#73加藤、5位に#92高山、6位に#14矢野のS1OPENクラスが入った。

両レース共に地元勢の速さとS2クラスの強さが印象的なレースとなった一戦でした。

 - イベントレポート

Partners