【スーパーモト S1チャレンジ】レースレポート 2022 R6 スポーツランドSUGO

   

全日本スーパーモトもいよいよ最終戦となり、杜の都宮城県スポーツランドSUGO移しての開催となります。
ここ数年天候の悪戯で舗装路のみ使用のレースになっていましたが今年はダートセクションもあるモタードらしいコースで開催されます。
過去幾度となく名勝負が生まれてきたこのコースでは今年はどんな熱いレースが繰り広げられるか、すごく楽しみです。

 

S1チャレンジS1OPENクラス


予選タイムアタックの結果は#48梅田が57秒413のタイムを出し、初のポールポジションを奪う。

 



2位にはわずか0.028秒遅れの57秒441で#11内山が2位に入り、#88奥野がわずかに遅れ58秒017で3位に続く。

 




以下#16平栗、#4竹田、#20高橋がセカンドローで続く。

 


決勝は絶妙なスタートで#11内山がホールショットを奪い1コーナへ。

 



#48梅田はスタートでの加速が伸びず#88奥野のすぐ後ろに3番手で続いていく。

 




追い上げを狙った#48梅田だがダートセクションで痛恨の転倒。すぐに起き上がって再スタートするがその後同じ場所で再度転倒してしまい順位を大きくドロップしてしまう。
その結果少し離れて#88奥野、#16平栗、#20高橋、#4竹田が第2集団で2位争いになる。

 


#11内山は2位以下との差を順調に広げて単独走行に入ると2位以下を約8秒引き離して余裕の独走でチェッカーを受ける。

 


2位争いを制した#16平栗が3位に7秒差をつけて単独で2位に。

 


3位には後半離されてしまった#4竹田が入った。

 




4位には#20高橋、5位には#88奥野、6位にラストラップでファステストを出して追い上げた#48梅田の順でチェッカーとなった。

この結果、優勝の#11内山にわずか7ポイントの差をつけて#48梅田が79ポイントでチャンピオンを獲得。
初参戦の年にチャンピオン獲得となった。

 


表彰式左から#16平栗選手、#11内山選手、#4竹田選手おめでとうございます。

 

 

S1チャレンジS2,S3クラス


予選タイムアタックの結果はS2クラスとS3クラスが入り乱れる混戦模様。
なんとS3クラスの#17輿水が57秒182でポールポジションを獲得。

 



2位には57秒303でS2クラス#51港が入り3位には57秒396でS3クラス#16岡田(駿)とフロントロー3台中2台がS3クラスという珍しい光景となった。

 




以下#6宮岡、#21近藤、#5吉田がセカンドローに続く。

 



決勝は#51港が絶妙なスタートでホールショットを奪い1コーナーへ、その後から#6宮岡、#17輿水が続く。

 



2列目の#21近藤、#5吉田、に3列目の#64藤本、#11山口が迫り集団となって続くが
1列目スタートの#16岡田(駿)は遅れてしまい中団に飲み込まれてしまう。

 



#16岡田(駿)は徐々に順位を上げてくるが4週目#82内海がダートセクションで転倒、その後同じところで5周目に#16岡田(駿)も転倒してしまう。

 

6周目の3コーナーで#52山内が転倒してしまい起き上がれず、マシンがコース内に残ってしまったので赤旗となり、そのままレース成立となってしまった。

 


その結果5周終了時点の順位ということで#51港が1位となった。

 



2位には0.8秒後方の#6宮岡、3位には#5吉田となった。

 




S2クラス、4位に#11山口、5位に#15野田、6位に#64藤本が入賞となった。

 




S3クラス優勝は転倒からの追い上げで総合3位に入った#16岡田(駿)が優勝。2位に総合4位の#17輿水、3位に総合5位の#21近藤と同じチームでの表彰台独占となった。

 




以下4位#2岡田(武)、5位#19上原、6位#44小川が入賞となった。


S2クラス表彰式左から#6宮岡選手、#51港選手、#5吉田選手おめでとうございます。

 


S3クラス表彰式左から#17輿水選手、#16岡田(駿)、#21近藤選手おめでとうございます。

今回のレースも台数が多く、クラス別の差が出にくかったせいか各所で見ごたえのある争いが見れて
チャレンジクラスの醍醐味が見れたような気がした。
各クラスチャンピオンが来シーズンどのクラスに戦いの場を求めるかが楽しみですね。

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