【スーパーモト S1チャレンジ】レースレポート 2023 R2 HSR九州
5月11日に熊本県 HSR九州にて全日本スーパーモト及びスーパーモト S1チャレンジが開催されました。
前回に引き続き、Motard Bike Nowからは、カメラマン ささきてつお さん(Twitter:@sasakitetsuo74)のスーパーモトレースレポートを掲載いたしますので、ご覧ください。
今回のチャレンジS1第2戦は熊本のHSR九州で行われた。
各クラス参加台数が少ないためまとめて1クラス19台でのレースとなってしまった。
少し寂しくもあるが何とか参加台数が増えてくれることを切に願いたい。
しかし、ここ九州では女性のエントリーが4人に増えた。
増えていることは一筋の希望となるか今後も見守っていきたい。
予選は#36浜が1分16秒324でポールポジション。
なんとスーパーモトを初めたばかりというから驚いてしまう。
トライアルのほうではベテランでIBのライセンスホルダーであるとの情報。
九州のライダー恐るべし。
以下#29樋口、#3今村、S2クラス#19山口がセカンドグリッドにつく。
S1チャレンジ 決勝レース1
ポールポジションから飛び出した#39沖。後方では#13竹田がダート入り口で転倒している。
#39沖の後を#3今村、#9竹内、#7斉田、#57荒井、#55伝田と続く。
#39沖はみるみる後続との差を広げていく。
また、パワー差が出るコースなので気が付くとS2クラスとS3クラスが中段から後方になって、上位はS1OPENクラスが占めてきている。
#39沖はそのまま独走状態で7周のレースで約40秒の大差をつけて余裕のゴール。
2位争いは終始#3今村と#7斉田が争っていたが#3今村が逃げ切り2位、#7斉田が3位となる。
少し遅れて#9竹内が4位、5位に#29樋口、6位に#14矢野が入った
S1チャレンジ 決勝レース2
その後ろを#3今村#9竹内#7斉田#14矢野#29樋口が続く。
後方ではダート入り口で#11近藤がエンジンストップしてしまい、リタイアとなってしまった。
2位争いは#3今村と#9竹内が争っているためペースが上がらず結果的に今回も#39沖は1周目から後続とのギャップをどんどん拡げていってしまう。
今回も約50秒の圧倒的大差をつけ#39沖が両レース制覇の完全優勝。
2位には#3今村が入り、3位にわずかに届かなかった#9竹内が入る。
以下4位に#7斉田、5位#14矢野、6位#29樋口の順でゴール。
S2クラスは総合7位でこちらも両レース制覇の#24河野が完全優勝。
2位には総合12位で中学生ライダー#5滿木が初入賞となった。
表彰式
S1OPENクラス
S2クラス
S3クラス
表彰台左より#27松阪選手、#57荒井選手
選手の皆さんおめでとうございます。
今回のチャレンジクラスは初の優勝や入賞が多く、ライダーの笑顔が多く見れたのは嬉しい限りでした。
また、地元勢の活躍が見れたので残りのレースも出場すればランキング争いは白熱してくると期待したいが、さすがに地理的要因があるので今後のレースでの参加ライダーの動向がどうなるか楽しみです。