CRF450L モタード化プロジェクト VOL.1 First Look Honda CRF450L presented by MOTOZEN
2018/09/08
ホンダからモトクロスレーサーであるCRF450Rをベースにしたストリートマシン、CRF450Lが発売されました。
moto禅 *さんがデモ車として購入しモタード化されるということで、密着取材をさせて頂きます!
今回は取材の第1弾、まずは新車の状態でCRF450Lの各部をご紹介していきます。
moto禅 *
世界中のユニークなバイクパーツを輸入販売する小売兼デュストリビューター。
- SUTER(スーター)スリッパークラッチ、
- >HINSON(ヒンソン)クラッチ、
- enjoyMFG(エンジョイエムエフジー)シートカバー、
- HAAN(ハーン)ホイール、
- 電子調光式シールドインサート e-Tint AX12
などの日本総輸入代理店であるほか、GoProをはじめとしたウェアラブルカメラの取り扱いも行なっています。
モタードに強く、moto禅で取り扱う部品だけでモトクロスマシンからモタードマシンにすることが可能です。
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バイクパーツ輸入販売代理店 │ MOTO禅
Honda CRF450L マシン写真
キーシリンダーでハンドルロックも行えます。
タンクキャップは鍵付き。
開いている状態から押すとカチッと閉まるタイプです。
CRF450Rは2本のところ、1本に変更されたサイレンサー。
音はパルス感はあるものの静かです。
エアボックス。
開口部はこれしかありません。
エアボックスカバーに穴はあるものの、エアボックスは完全に塞がれています。
チタン製タンクとECU
コネクターが見えます。
診断機用かEFIマッピング用か…
パナソニック製ラジエターファン。
セルモーターの上に見えるのはブローバイガスのキャッチタンクのようです。
右側の丸くて黒いものはエアボックスに繋がっているように見えますが、どのような機能なのか私には分かりません。
冷却水のタンクはフレーム下部に収められています。
シリンダーヘッドについているのはサーモスタット。
エキパイはCRF450Rに比べ細いように見えます。
CRF450Rにはステアリングダンパーが付いています。
CRF450Lには付いていませんが、フレームとロワートリプルクランプにボスがあるのでボルトオンで取り付け出来そうですね。(スペース的には分かりませんが)
アルミ製のサイドスタンド。
スタンドセンサーも取り付けられています。
騒音のためかゴムが取り付けられたスプロケット。
丁数は51T。
チェーンはRK製で、クリップでもカシメでもない繋がっているタイプ。
リアブレーキディスク、キャリパーはCRF450Rと一緒のようです。
スイングアームにはウレタンフォームが入っているようなので、コンコンと叩くと詰まっているような音がします。
DID Dirt Star ブラックリム。
未確認ですが、CRF450Rに比べキャリパーが大きい気が…
ストリート向けに容量が上がっているのかもしれません。
スピードセンサーはフロントホイールから取るタイプで、ブレーキホースに沿って取り回されています。
センサーはマグネットではなくリングタイプ。
ブレーキディスクを交換するときはディスク側に加工が必要そうです。
樹脂製のカバーにはスポンジがみっしりと。
騒音対策だと思われます。
樹脂製カバーを外すとこんな感じ。
CRF450L エンジン音
写真では分からなかったCRF450Rと比べて変わっているポイント
シート
CRF450Rに比べローシートになっています。
あとは触るとわかりますが明らかに柔らかい。
ストリート向けに改良されています。
ブレーキペダル、シフトペダル
エンジンの左右に樹脂製のカバーが付いているため、それを逃がすためにシフトペダルとブレーキペダルの形状がCRF450Rに比べ外に湾曲しています。
ブレーキペダルにはブレーキスイッチスプリングを取り付けるステーも追加されています。
各種外装
シュラウド、リアフェンダーは取り付け方法が違います。
サイドナンバーパネルは形状は違うものの取り付けは可能でした。
フロントフェンダー、エアボックスカバーはそのまま装着が可能でした。
実車を見た感想
CRF250LはCRFという名前は付いているものの、モトクロスレーサーCRFとは全く違うバイクです。
しかし450LはベースがCRF450Rなだけあって、当たり前ですが完全にCRFです!
450Rと比べると灯火器類やハーネスが増え重くなったことに間違いは無いのですが、それでも130kgぐらい。
押しても重さは全然感じません。
このバイクは約130万円。
安いか高いかは人の価値観だと思いますが、CRF450Rが約100万円ですので個人的な感想としては「そんなもんかなぁ」と。
むしろ30万アップで済んだんだ。と感じます。
排気ガス規制や騒音規制が厳しくなり開発・部品コストがどんどん上がる中、このようなバイクが発売されたことはバイクファンとして大変嬉しく思います。
最後に
このバイクの発売は9/20。
現在はまだ登録が行えていません。
公道では乗れないのですがすでにクローズドでは乗っています。インプレッションは次回のお楽しみに!
次の記事は「CRF450L モタード化プロジェクト Vol.2 前後ホイールとフロントブレーキ交換 presented by MOTOZEN」>>
※この記事はmoto禅* 様のご協力の元作成しております。
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