【スーパーモト S1チャレンジ】レースレポート 2022 R4 美浜サーキットクニモト

   

全日本スーパーモトも後半戦に入り各クラスポイント争いが興味のあるところだが、通常最終戦に行われていた美浜ラウンドが真夏の8月に移動してきた今年はどんな展開になるのだろうか?
前日の雨が残り午前中はハーフウェットとなったコンディションにタイヤ選択に各ライダー頭を悩ませている様子。
各クラスのランキングが気になるところだが、S1チャレンジクラスにおいても第3戦終了時1位#73加藤の50Pから6位#11内山の41Pまで僅か9Pしか差がないことからも接戦が期待できる。
S2クラスは1位#30本間の50Pから4位の#82内海の40P、S3クラスも1位#2岡田の45Pから3位#44小川の20Pまでが優勝圏内になると思われる。

しかし、後半戦出場するサーキットがあるかないかでポイントが大きく変わってしまうため、全日本昇格を狙うには残りすべて参戦することが求められるだろう。
今回美浜で逃げ切りを計るのはどのライダーか。

 

S1チャレンジ S1OPENクラス



予選タイムアタック1位は#88奥野、2位には#48梅田、3位に#16平栗が並ぶ。

 



以下2列目に#10田邉、#7齊田、#14矢野と続く。

 


決勝は#88奥野が好スタートを決め1コーナーへ。

 





その後を#16平栗、#10田邉、#48梅田、#7齊田、#14矢野と並んでコーナーをクリアしていく。

 

#88奥野はそのまま徐々に後続を引き離していく。

 



2位争いは#16平栗、#10田邉、#48梅田の3台のバトルに。
後続も遅れまいとするが次第に間隔が開き単独走行になってしまっていく。

 

中盤から#48梅田が順位を上げて2位争いを窺う。

 

#88奥野はそのまま逃げ切りで今季初優勝。

 





2位に#48梅田、3位に#16平栗がはいり、以下#10田邉、#14矢野、#7齊田の順でチェッカーを受けた。

この結果ランキングトップには#10田邉が立つことになり、6位の#16平栗までが11Pと引き続き混戦模様となっている。
シーズンも残り2戦、誰がこの混戦から抜け出るか、楽しみになってきた。

 

表彰式左から#48梅田選手、#88奥野選手、#16平栗選手おめでとうございます。

S1チャレンジ S2,S3クラス




予選タイムアタック1位は#51港が初のポールポジションを獲得。2位に#64藤本、3位に#15野田が入る。

 




以下#14校條、S3クラス#19上原、#31遠坂と続く。

 

ウォームアップラップ時に#87上田がスタート出来ずピットレーンに戻され、ピットスタートとなった。

 

決勝は#51港がホールショットを奪いトップで1コーナーへ。

 



その後を#64藤本、#15野田、S3クラスの#19上原が続くが1コーナー立ち上がりで#14校條と#31遠坂が転倒。

 



#31遠坂は再スタートするも後方に沈んでしまう。

 


その隙に#57小林が5位に上がり、#93亀井と続く。

 


トップ3台とS3クラスの3台が徐々に間隔が開いていき#93亀井が4周目に4位に上がる。
しかし6周目に#93亀井がダートセクションで転倒、順位を落としてしまう。

 

トップの#51港は2位の#64藤本を徐々に引き離すとそのままゴール、嬉しい初優勝となった。

 






2位には#64藤本、3位に#15野田が入る。以下#11山口、#38長谷川、#31遠坂となった。

 


S3クラスは序盤トップグループにいた#19上原が途中引き離されるもクラストップを守り今季初優勝。

 



2位に#57小林、3位に#93亀井が入った。

 



以下#27松阪、#55竹内がポイント獲得となった。

 

今回の結果S2クラスはポイントを上乗せした#64藤本が61Pでランキングトップに躍り出た。
S3クラスは#93亀井がランキングを一つ落とし2位に落ち#2岡田が45Pでトップ。
こちらも残り2レースでのランキング争いから目が離せない。

 


S2クラス表彰式左から#64藤本選手、#51港選手、#15野田選手おめでとうございます。

 


S3クラス表彰式左から#57小林選手、#19上原選手、#93亀井選手おめでとうございます。

 - イベントレポート

Partners